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御鎮座1200年奉祝祭が行われました。

平成30年3月11日、日曜日の午後3時快晴。祝いの日ふさわしいに穏やかな好日、20年の永きにわたって取り組んできた御祭神和気清麻呂公顕彰事業の締めくくりとしての御鎮座1200年奉祝祭並びに薬草天井画のお披露目式が厳粛に執り行われました。

福岡県神社庁小倉支部内の若手の神職さん方のご奉仕を戴き正式に祭典が行われ、小倉支部紅一点の沼八幡神社の川江宮司さんの浦安の舞の奉奏もあり、多くの参列の方々に「素晴らしい祭典で感動しました。」という言葉をいただきました。祭典そのもので感動を与えられたことは神職冥利に尽きるのですが、これはすべて助勤をしていただいた神職さん方のお蔭と感謝するばかり、宮司は緊張で作法はぼろぼろ、あまりの天気の良さに持病の花粉症が激しく声が涸れ祝詞がうまく奏上できず反省しきりでした。

祭典終了後、今まで大変お世話になった氏子の方々に表彰状並び感謝状の授与式を執り行いました。神社本庁表彰1名、福岡県神社庁表彰2名、総代勤続10年表彰者7名、特別奉仕者5名。すべて無償の奉仕を続けていただいている尊い方々です。きっと、御祭神も謝意をもって見守ってくださっています。ありがとうございました。

 

おまけですが孫の国太郎にも淨衣を着せて親子三代で記念に一枚。この淨衣は禰宜が3歳の時に兼務社水神社遷座祭で着たものでした。

役員の方々、来賓の方々による祝餅まき。奉納いただいた二俵のもち米を祝餅につき一般参拝者に撒かれました。

場所を小倉北区松柏園ホテルに移して祝賀会を開催。

まず、八幡神社賛歌作曲者岩阪憲和さまの国歌独唱で幕開け。

北九州市長、北九州市議会長、小倉南区長、地元選出の国会議員、県会議員、市会議員の方々をはじめ神社関係者、自治会関係者、天井画奉納者総勢97名の盛大な祝宴となりました。

今回作曲された葛原八幡宮賛歌の披露も行いました。以前紹介したと思いますが作曲者の岩阪先生は、元西南女学院大学学長で東京音大卒の敬虔なクリスチャンですが私ごときの依頼に応じていただきました。70歳を超えても健在なバリトンの美声、ゆったりとして懐かしさの漂う歌声に皆さんしんみりと聞き入っていました。ピアノ伴奏は禰宜の妻、理恵。小さい時からピアノを習い、音大に行くつもりが保育者になり清和幼稚園に就職したのが縁だったのでしょう、とうとう家族に一員になりました。

鏡割り、乾杯、そして祝い獅子舞、さしつさされつと宴は盛り上がります。

大分佐伯からわざわざ駆けつけてくださいました矢野大和さん。当社には何度も口演に来ていただき、氏子の方には顔なじみ。今回は林家あずみさんというとても美人な三味線漫談家をゲストに同道いただきました。矢野先生は学生時代は落研で、アマチュア落語会を主催され落語会と太い繋がりがあり、とくに若い芸人さんを支援しています。そうゆう訳で落語大好きな宮司とは話が合うのです。

なんだかんだで、神社顧問による万歳、自治連合会長の一本〆でお開きとなりました。皆さんとても満足をしていただき「よかったよかった」と声をかけてくださいました。本当に感謝の言葉が見つかりません。

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