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今年度の秋祭り終了

本日、西大野八幡神社の秋季例大祭が終了しました。これで私がご奉仕する本務・兼務神社の秋祭りがすべて終わりました。一安心です。最後を飾る西大野八幡神社は日本の原風景が色濃く残っている神社です。周りは田園風景、刈り入れが終わった田んぼには各種の野菜が植えられ、傍らには川が流れています。心が和みほっとする場所です。

三基の大人神輿と六基のこども神輿がご神幸するとても賑やかな祭りです。まず、神輿をしつらえ、清流で清めます。この地域では「しおかき」と言います。

大人神輿に遷御(神様をお移しする)した後、社殿の周りを三周回ります。子供みこしも続きます。

そのあと、「居神楽」(太鼓、笛、摺り鉦で演奏)を奉奏して宝持ち(威儀物を持つ役)を先頭に御旅所まで勇壮に神輿が御巡行します。

参道にはこの地域独特の大〆が張られ、川沿いにもうけられた御旅所に神輿を据えて御旅所祭が斎行されます。その後、再び神社に神輿を戻し、還御(神様をお戻しする)。で一年に一度の御神幸式が終了します。心配された天候にも何とか恵まれ、大きな怪我や事故もなく、幕露天商も例年より多く出店され、大勢の参拝者が集まりにぎやかな秋祭りでした。宮司は、ご神体に触れるため前日から清浄をきす「別火」と言う家族とも火を別にしたものを食します。今日はご神体を奉持して御神殿まで何度も往復し、肉体的疲労と精神的疲労で実のところクタクタです。まだまだ修行が足りませんね。反省。

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