お勉強会

毎年この時期に葛原小3年生全員(110名)が地域の学習会で神社にやってきます。私の経営する幼稚園の卒園生も随分おり成長した顔を見せてくれ嬉しい限りです。まず紙芝居風に制作したものを使い神社の由来と御祭神の話をします。こんな時は35年間幼稚園で培った技が生きるのです。その後、御神宝や古地図等を使って郷土のことを学んでもらいます。約1時間ほど。ちっちゃなことですがこの積み重ねがきっと将来子供たちの心に活かされると信じてこの一日に力を注いでいます。神社は元来地域の学びの場であったはずです。神主はそのことにもっと重きを置いて教育に関心を持つべきです。最近の神社ブームにうつつを抜かしていては本来の職務からかけ離れ、社会問題などを引き起こしてしまうのではないでしょうか。現代における神社の社会貢献とはどうあるべきなのかをこれからも問い続けたいと思います。

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