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節分祭が終わりました

節分祭が盛大に行われました。天候にも恵まれたくさんの参拝者で境内がいっぱいになりました。130キロもの福餅がまかれ、みなさんにっこり顔。多くの方に喜んでいただきとても幸せな気持ちになりました。人間は自分の行った行為に他者が喜びを感じ、その喜びを自分の喜びとしたとき最も幸福感に包まれるのです。これは人として生きる最高の生きがいとすべきことではないでしょうか。よくわかっているのですがなかなかできません。でも、神社ではたくさん感じることができるのです。

130キロの福餅がまかれたのですが、それまでの準備にたくさんの氏子の方がご奉仕してくれます。まずまき割り、こんな風景は現在ではなかなか見れません。奉納されたもち米をせいろで蒸し、紅白の小餅に分けてビニール袋に入れ約3300袋作ります。その間わいわいがやがやとおしゃべりしながら、笑い声が絶えません。ちゃんぽんとカレーの昼食を皆で食べ結局午後4時までかかりました。でも、とても気持ちがいいのです。皆、幸福感に包まれているのです。地域の神社でなければ味わえない、なんだかほんのりと暖かい雰囲気を守り続けることが私たち田舎の神主の使命だと強く強く感じます。

だらの木とトベラの葉でつくるこの地域独特の鬼よけ。これも総代さんの手作りです。毎年100本作ってくれます。ほんとうにありがたい。

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